陰極まり
☆前回の記事はこちら
陰極まって、陽に転ずる
そして陽極まれば再び、陰に転ずる。
太陽がもっとも長く昇る日を過ぎれば、そこから太陽がもっとも短く昇る日に向かい、
草木がもっとも輝き開花するときを過ぎれば、そこから花びらが落ち、朽ちて土に還る日に向かうように、
良い、悪いではなく、この世界の、自然の摂理。
その連綿と続くサイクル(輪)の中で、自分は今、
どのようなときを過ごしているのか。
陰、に身をおいているときならば、とことん、
その陰 が
極まるときまで、とことん
もがいてもいい。
のたうち回ってもいい。
ふてくされてもいい。
投げやりになってもいい。
恐怖し、不安を感じ、迷い、オロオロとしてもいい。
それすら、自由。
それすら、許されている。
つまり、それすら、祝福。
陰が極まるまで、陰を、とことん、味わったらいい。
誰かに強いられているわけではない、
自ら、選んでいる。
その自覚を持ってしてさえ、いれば、
とことん、やり尽くす中から。
陽に転ずる、
パワーが、内側から。
自ずから、生まれてくる。
ことでしょう。